ボウモアは1779年に設立されたアイラ島で最も古い蒸留所であり、伝統的なフロアモルティングのプロセスを今も維持し、蒸留所で使用する麦芽の一部を供給しています。地元のピートで18時間乾燥され、10～25ppmのピーテッド麦芽を作り、ボウモアに本来のフルーティーでトロピカルな風味に、魅力的なピートのスモーキーさを与えています。

ボウモアのほとんどはバーボン樽で貯蔵され、シェリー樽で熟成されるのはわずか20％程度です。シェリー樽で26年間熟成されたこのボウモアは、甘いスモーク、塩味、ベリー、柑橘系の香りを醸し出し、まろやかで甘くスモーキーな味わいの中にほのかなピート香がアクセントを添え、灰と独特な石鹸のような香りが長い余韻を残し、全体的にリッチで味わい深いです。

【テイスティングノート】
香り：ベリー、レーズン、わずかな塩味、タンジェリン、ダークチョコレート、トフィー、ナッツ、ウッド、シナモン、焦げたタバコとスパイス。フルボディのスモーキーでフルーティーな香り。
味わい：ミディアムボディ、わずかにピート、タンジェリン、ドライフルーツ、ベリー、トフィー、ダークチョコレート、ナッツ、クルミ、ウッド、カルダモン、紅茶、石鹸、スパイスの風味。
フィニッシュ：ミディアムからロング。スモーキーなフルーツの香り、シトラス、レーズン、ブドウ、ベリー、トフィー、ダークチョコレート、ナッツ、クルミ、ウッド、ミネラル、灰、スパイス。
【コメント】
このウイスキーは、その多重層な味わいが人々にとても好まれています。スモーキーな香りは、ベリー、ダークチョコレート、ナッツと調和。快活なピートの甘さがアイラの初期の味わいを思い出させます。

[Comment by WHISKY AGE]