今回の黒猫ボスキャットは、花柄のシャツを着てストローを口にくわえ、年季の入った車輪にもたれ、ゆったりとした表情で世間に微笑みかけている、隠れ家的なくだもの屋の店主です。 あまりにリラックスしているのは、ボトルの中のウイスキーに自信があるのでしょう。
この『クライゲラキ2009』は、開栓当初はスモーキーで肉厚なスパイシーな香りがより強調され、その後2週間ほど寝かせると、様々なフルーティーさとモルティな甘さがラインを支配するようになり、甘くチャーミングな味わいになります。
一般的に言えば、20年以上の熟成を経たクライゲラキのほうが、複雑な風味でもちろん優れていますが、13年のこの気楽で少し個性的なクリーミー・バナナはなかなか良いです!
[Comment by WHISKY AGE]
価格:18,370円(税抜 16,700円)