ビンテージアルマニャックが、今や市場に出てくるものは1980年代以降が主流となっており、それ以前のビンテージ品はもはや絶滅寸前と言っていいでしょう。同じようにかつてこの地で主力品種として栽培されていたブドウもどんどん衰退しており、他には変えがたい古き良きアルマニャックの味わいが、今まさに失われようとしています。
バコはスティルワインに使用されず熟成しないと真価を発揮できないことから敬遠され、ほとんど見かけなくなってしまいました。この熟成とともに驚くほど魅力溢れる古酒へと成長する愛すべき品種の味わいを、ぜひとも今の内に一人でも多くの人に味わっていただきたいと切に願います。繊細かつ優美な味わいは、アルマニャック古酒ならではの魅力でもあります。
『ドメーヌ・ド・ラガロス』は、ジョゼット・デュプラ氏が50年以上前に蒸留した貴重な原酒で、おそらくこのビンテージはこれが最後のご紹介となるでしょう。ストックが永久に尽きてしまう前にぜひ手に入れていただきたいボトルです。貴重で傑出したお酒との出会いは一期一会。
香り:パワフルで温かみがありまs。とても芳しく、力強いフルーティー感が圧倒的。
味わい:アタックはやわらかく、しっかりとしたボディがありつつ心地よいアロマがあふれ、見事なコントラストが楽しめます。プルーンや火をいれたリンゴの風味。この熟成年数とは思えないような素晴らしさで、抜群のフィニッシュへと導いてくれます。
[輸入元資料より]
価格:48,400円(税抜 44,000円)