【上村一夫プロフィール】
1940年(昭和15年)3月7日、神奈川県横須賀市生まれ。
1962年(昭和37年)、武蔵野美術大学デザイン科卒業。
在学中にアルバイトで勤めた広告代理店で、阿久悠氏と出会ったことから劇画の世界に入る。
1967年(昭和42年)、『月刊タウン』創刊号「カワイコ小百合ちゃんの堕落」でデビュー。
翌年、『平凡パンチ』連載の「パラダ』(原作・阿久悠)で本格的に劇画進出。
以後、「同棲時代」、「修羅雪姫」(原作・小池一夫)、「しなの川」(原作・岡崎英生)など叙情的な名作を次々と発表。特に「同棲時代」は"劇画史に一時代を画した"と評されるヒット作品となった。また、その流麗な筆画から"昭和の絵師"と称され、月産400枚の原稿を手掛ける多忙さを極めた。
1986年(昭和61年)1月11日、逝去。享年45歳。
【テイスティングコメント】
カラー:ゴールド。
香り:熟したメロンや洋ナシ、バニラ、オーク、ミント、リコリス、ミルクキャラメル。奥からオレンジピールとチョコレート。全体的に穏やかで甘味を連想させる香り。
味わい:オーク由来のしっかりとした甘味と渋味、熟した柑橘類の酸味とがバランスよく広がります。次第に砂糖を入れたジンジャーティーのようなドライな味わいに。
フィニッシュ:カルダモンのようなほろ苦さと、ほのかなレモンピールの爽快感。穏やかな余韻にどこか懐かしさが感じられ、後を引く1本です。
価格:23,650円(税抜 21,500円)