Benromach 2013-2023 / 9yo / 60.2% / 700ml 【for Harry's Kanazawa & Moltoyama】 / Bottler : Distillery Bottling [Scotland] 
1898年設立のベンロマック蒸留所。1993年にシングルモルトのパイオニアで老舗ボトラーのゴードン＆マクファイル社が新オーナーとなり、大々的な修復後、1998年10月チャールズ皇太子の立会いのもと正式に再開されました。わずか5人のスタッフで、皆が全工程を担当し作られるこのハンドメイドモルトは、様々な品評会にて数々の賞、トップクラスの評価を得ていて、業界で常に注目を集めています。ベンロマック全てのウイスキーには、麦を初めとする原料をスコットランド産にこだわり、製造工程も機械やコンピューターを使わないと言う、全てにおいて1960年代以前の昔ながらのスペイサイドモルトを目指したコンセプト・素晴らしさが色濃く反映されています。
【Speyside Single Malt Scotch Whisky / Cask Type : 1st Fill Bourbon Barrel #497 / No of Bottles : 232】
本ボトルは、石川県金沢市のモルトバーであるハリーズ金沢とモルトヤマとのジョイントボトリングで、ハリーズ金沢のマスター 田島氏とモルトヤマ 店主 下野氏とでテイスティングを行い、選定しました。
ハリーズ金沢では、バックバーに1,500本の程のボトルを置く北陸有数のモルトバーですが、マスター田島氏はベンロマックの大ファンで、おそらく日本一多くの種類のベンロマックが開封されており、過去のリリースや海外市場向けのベンロマックまでも置かれています。その田島氏が大変気に入られた、らしさ溢れるベンロマックをお楽しみください。
【ハリーズ金沢 田島氏からのコメント】
この度、私のウイスキーの師であります、モルトヤマ下野様と共にボトルの選定をさせて頂きました。私とベンロマックの出会いは、今でも鮮明に覚えています。あるボトルを飲んだ時、麦の甘味をともなったフルーティーな味わいと、それを下支えするスモーキーさ。調和のとれた奇麗な味わいが口の中に広がり、一瞬で虜になりました。その日以来、当店のバックバーにはベンロマックが多く並ぶようになり、今では５０種類を超える看板商品の一つです。ベンロマック蒸溜所との出会いは私のウイスキーライフをとても豊かなものへと導いてくれました。
【モルトヤマ 店主 下野 孔明氏のテイスティングノート】
香り：新しめのキレイなバーボン樽、強いバニラ、メンソールを伴うスモーク、少しの灰、粘土、カットした赤い皮のリンゴ、水飴、干しわら、少しのハチミツと蜜蝋。
味わい：ミディアムボディ、水飴、甘さ控えめのハチミツ、メンソールを伴うスモーク、強いバニラを伴う新し目の樽のウッディさ、粘土、カットした赤い皮のリンゴ。後口は灰とスモークが続きます。
総評：近年評価が高まっているベンロマックらしさ溢れる１本。
[商品紹介より]
