Dailuaine 2007 / 14yo / 61.3% / 700ml 【Cask Strength】 / Bottler : Kingsbury [Scotland]
特に際立った個性を持つ樽が厳選されたキングスバリー社の「カスクストレングス」シリーズ
キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、現在ではエジンバラを本拠に専門的な蒸留酒を取り扱っているインディペンデント・ボトラーです。
通称ゴールドと呼ばれる「カスクストレングス」シリーズは、特に際立った個性を持った樽のみが厳選され樽出しにてボトリングされる渾身の作品達で、同社の最高品質を誇ります。
【Speyside Single Malt Scotch Whisky / Cask Type : Butt #134 / No of Bottles : 500】
キングスバリーゴールド初登場となるスペイサイドの人気蒸留所。バット熟成のハイプルーフ『ダルユーイン』
ブレンデッド原酒以外にボトラーへの供給も多い蒸留所で、この10年程を見てもかなりの数のボトルが市場に出回ってきたモルトファンにはおなじみのスペイサイドモルトです。ただ意外なことに、キングスバリー社からのリリースはあるものの、キングスバリー ゴールドとしての発売は、これが初めてとなります。バットでの熟成のため、今回は500本と多めのボトリングとなりました。
心地よいハーブやリンゴの香りに加え、樽由来のバニラ香や品の良い甘みがうまく溶け込んでいます。ダルユーインらしい麦芽の風味もしっかりと前面にでており、ファーストアタックは軽やかですが、度数もしっかりとして飲み応え抜群。ややドライな印象を持ちながらも個性のはっきりした優良スペイサイドモルトです。
【テイスティングノート】
バットで熟成されたこの素晴らしいスペイサイドウイスキーは、あざやかなゴールドの色合い。
リンゴとジンジャーのあたたかい香りが出迎え、焼き立てのクッキーの香りが現れます。バニラオーク、シナモン、シロップが舌を驚かせ、フィニッシュでは甘いハーブを伴ったバターキャラメルが感じられます。
[輸入元資料より]