Single Malt Japanese Whisky Shizuoka Pot Still K Japanese Barley 2024 Edition / 55.5% / 500ml / Bottler : Gaiaflow Shizuoka Distillery [Japan]
静岡蒸溜所の限定リリースである「ポットスティル」シリーズでは、他に類を見ない「初留蒸留機」の違いで分けた製品づくりをしています。「Kシリーズ」で使用されるのは、閉鎖した軽井沢蒸留所から移設した蒸留機K(写真右)。華やかで軽やか、フルーティーな味わいの原酒を生み出すことができます。
2011年に惜しまれつつ閉鎖された軽井沢蒸留所で使用されていた伝説的な蒸留機。静岡蒸溜所に移設し、2016年の創業当初から稼働をしています。ランタン型のヘッドに、他ではあまり見ることができない細く長いラインアーム。「Kシリーズ」の特徴的な味わいを生み出す造形です。
【Single Malt Japanese Whisky】
ポットスティルK 純日本大麦 2024年版
大麦産地の違い、そして初留蒸留機の違いで4つの組み合わせが生まれる「ポットスティル」シリーズ。今回は蒸留機Kと日本産大麦の組み合わせで、2024年のリリースであることから、「ポットスティルK 純日本大麦 2024年版」と名付けられています。オフィシャルリリースとしては、初めて5年熟成以上の原酒のみで構成した限定商品です。飲みごたえと楽しみ方の自由度を兼ね備えた55.5%にてボトリングしています。
ガイアフロー株式会社代表取締役の中村大航は発売に際し、「静岡蒸溜所の初シングルモルト『プロローグK』の発売から満4年が経ちます。5年目のリリース第一弾は、初の5年熟成原酒のみで構成した、満足感のあるウイスキーです。シェリー樽やワイン樽で熟成した原酒も使い、これまでの製品より、さらに一歩進んだ熟成感を感じていただけると思います」と語っています。
純日本大麦
静岡蒸溜所の大きな特徴として「大麦生産地ごとに原酒を造り分ける」ということがあります。製造を開始した2016年から日本産大麦を使用しています。日本産の大麦は、繊細で伸びやかな甘さが出るため、静岡蒸溜所のウイスキー造りに欠かせないものとなっています。
ウイスキーの原料は、スコットランドですら低価格な輸入麦芽を使用することが一般的です。そんな中、地元産の原料にこだわったウイスキー造りの兆しが近年一部の蒸溜所で出てきました。テロワールを意識したウイスキー造りは、注目を集めています。静岡蒸溜所では「ポットスティル」シリーズにおいて、原材料別に「純日本大麦」「純外国産大麦」としてリリースしています。
[商品紹介より]