The Story of the Spaniard / 43% / 700ml 【The Signature Range】 / Bottler : Compass Box [Scotland]
創設者であり、コンパスボックスのウイスキーのブレンディングを全て一人で手がけているジョン・グレイサー氏は、あのジョニーウォーカーのグローバルマーケティングディレクターとして活躍していました。しかし自分自身のウイスキーを作りたいという情熱が高まり、2000年にジョニーウォーカーを離れコンパスボックスウイスキー社を立ち上げるに至ったのです。彼が試みているのは、今までに無いアイデアで新しいスタイルのウイスキーを作り上げること。何とアメリカ人である彼は、現在ではロンドンに拠点を移しウイスキー作りを「アート」に見立て、最高の作品を作るべく日々ブレンディングに取り組んでいるのです。彼のウイスキーに対する挑戦は既に多くの人々から賞賛を受けており、ウイスキーマガジン誌の「イノベーター(革新者)オブザイヤー」を4度も、またウイスキーアドヴォケート誌の「パイオニア(開拓者)オブザイヤー」を2度受賞するなど、その功績が広く認められています。また、彼が作り出したウイスキーは通算で40以上の賞を受賞するなど、世界中がその品質の高さを認めているのです!
【Blended Malt Scotch Whisky / Cask Type : Sherry, Red Wine, American & French Oak Casks】
スペインのシェリー樽と赤ワイン樽フィニッシュ熟成がメイン
もうお馴染みとなったコンパスボックス社のスタンダードシリーズ「シグネチャーレンジ」に新たに加わった「ストーリーオブスパニアード(スペイン人の意)」。こちらはジョン・グレイサー氏が、その昔南スペイン地方を旅した時に初めて飲んだシェリーワインの品質に感動し、そんなシェリーの影響が反映されたスタイルのウイスキーを作ってみたいと長年思っていた構想が実現したものです。
使用しているモルトの48%がシェリー樽、25%がスペイン産の赤ワイン樽で熟成され、まさに彼のスペインへの思いを表しています。好評されているレシピは、アベラワー村にある蒸留所のファ-ストフィルシェリー樽が40%、ティーニニックのスペイン産赤ワイン樽が25%、ディーンストンのリフィルシェリー樽が8%にホッグスヘッド樽が7%、グレンエルギンが5%となっています。
テイスティングしましたが、リッチなドライフルーツフレーバーに赤ワイン、チェリー、ライトなカカオ、ボディはリッチでバニラからベリー&チェリー、スパイス、フィニッシュはスパイシーでビターに長く続きます。全体的にリッチだが、ネガティヴなテクスチャーは少なく、シェリー樽と赤ワイン樽が嫌みなくマッチしていて飲み飽きることなく楽しめます!
【オフィシャルテイスティングノート】
ソフトで贅沢なフルフレーバーで、シトラス系のピール、赤ワインにスパイス、フィニッシュは長く、リッチなバニラやパンナコッタと熟したベリー系&チェリー。
[輸入元資料より]